友人の個展を見てきました。
伊藤洋子 個展。
日赤病院二階のミニギャラリーで8月17日までやっています。
親の介護、家業、耳の故障・・・忙しい時間を割いて、描いたデッサンの数々。
木や野の花や草に対する愛情があふれています。
絵もいいけど、こんな素晴らしい文章を書く人だったなんて。
散文詩を紹介します。

今年も庭は植えた花よりも雑草が
元気にはびこっています
仕方なく鎌を手に重い腰を上げます

ヨモギ、スギナ、ハルジオン・・・夢中で刈って、
オニノゲシも
剣客よろしくバッサリやった時でした

思ってもみない大量の水が顔にかかり、
一瞬何が起こったかわからず、びっくりして手を止めました
「カエリチ ヲ アビタ」と思い、
思わず顔を拭った手を見ました
「アカクナイヨネ」
切ったオニノゲシの茎から水を浴びせられて、
(変な言い方ですが)
こいつ、こんなにも生きていたのか と
慄然としました
短くなった茎は、まだ凛と、まっすぐ空を目ざして立ち、
切り口からはじわじわと水があふれています

ごめんなさい オニノゲシ
生きてるって教えてくれて ありがとう

見回せば
空も雲も草木も鳥も、
照っても、曇っても、降っても、
世界が あんまり きれいで、嬉しくて、
讃えても
讃えても
足りません

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